簡単に転職する年代は、どの年代でなぜなのでしょうか?

10代~20代の転職はあまり現実的ではない

現在の若者は、まさに就職氷河期と言えます。
例えば、90年代の後半、やっと景気が上向いてきたかと思ったとき、消費増税が行なわれて、税収が大幅に下がるくらい、人々の消費が冷えこみ、不景気になりましたし、その後も、円安が続いた時期でも失われた10年の後遺症が続いていたり、その後に世界同時株安が襲ったりして、ずっと不景気が続いていますからね。
そう考えると、現在の10代や20代前半は簡単に転職する年代ではないといえます。
多少の不満があっても、苦労した入社した会社ですし、そもそも、不景気で先行きが見えない世の中であるというのを、教育の中でも一般的な会話の中でも刷り込まれてきた世代ですからね。

330代も転職しづらい年代ではある

だからといって、30代後半以上も簡単に転職する年代ではありませんね。
この年齢になると、余程、即戦力として認められているか、特殊なスキルや能力でもない限り、非常に条件が厳しくなってきますからね。
ですから、簡単に転職する年代は、20代後半から30代前半と言うことになります。
まず、こういった世代は給与に対する不満があるようです。
給与を今の1.5倍出しますよと言われて、それが、自分の客観的に見た市場価値だと思ってしまいがちです。
しかし、現実を考えると、キャリアがあり、1500万円の給与の人材に2250万円支払うより、300万円の若い人に450万円支払った方が、人材を確保すると言う意味では効率がいいですよね。
このような、企業の思惑にも翻弄されやすいといった事情がありますよね。
そして、どうしても隣の芝生が青く見えたり、自分の能力を過大評価したりしますし、野望もある程度の年齢を重ねた人よりもありますから、先輩が蓋になって自分の給料や立場が上がらないという不満を持ってしまったり、実際に転職して成功してキャリアアップしている人を見て、羨ましく感じたりしてしまいます。
実際に、これくらいの年代の方で、転職に踏み切った友人、知人に話を聞いて見ると「今の会社に不満があるわけではないけど」みたいな言葉をよく聞きます。
しかし、現実は、明確な目標を持って、それに向かうという思考が無いと、転職で成功するのは難しいです。
しかし、実際は、先のような言葉が出る状況で簡単に転職してしまいます。
さらに、レッドゾーンともいえる30代後半までに時間があるので、いくらでもやり直せると言う安心感があるのも、この傾向に拍車をかけているような気がしますね。
そして、経験の少なさは錯覚を起こす事にも繋がります。
自分の置かれた状況が良いのか悪いのか、ひとつの会社しか経験していないと、分らない部分もありますよね。
もちろん転職が悪いことでもないですし、上手にすれば人生で成功を収めることが出来るものですが、簡単に転職する年代はもう少し掘り下げて、目標を明確にして、ことに臨むようにした方がいいのではないかというのが、客観的に見た私の感想でもありますね。